sabra 12月号

沢尻エリカ蜷川実花のカメラによるもの。蜷川独特の色彩感のカットと間に挟まれるモノクロのカットの圧倒的な存在感は認めるものの、沢尻のこういった濃い路線は私の好みではありません。
甲斐まり恵は照明のあて方が作り過ぎな感じで加齢感が出てしまっています。もう少し自然光を活かしたカットもほしかった。
木口亜矢佐藤和沙のコラボの照明のあて方も好みからは遠いもの。ホワイトバランスが極端なので人肌感の感じられない発色のカットになってしまっています。
鷲巣あやのはバリエーションのあるカット構成が多めのページ割り当ての効果もあって成功。特に前半の表情が秀逸。
松山まみは鷲巣と同じテーマであるが故にインパクトの弱さが辛い。素材の差もあるのでしょうが、カメラマンの演出の腕も影響しているのでしょう。
折原みかはいつものようにスリムな身体が痛々しさを感じさせてしまう後ろ向きのベクトルが強いグラビアなのが残念。痛々しさを感じさせるくらいならばスリムになる必要はないでしょう。
南明奈は同じようにスリムでも痛々しさはない。健康的か病的か、その違いは天と地ほどに大きいことを感じさせてくれます。
神楽坂恵、グラドル卒業お疲れ様でした。
付録DVDは驚異の4倍増量を謳っていますが、何を基準に4倍としているのかはわかりませんでした。
メイキング映像は浜田翔子小野真弓白鳥百合子松井絵里奈、紗綾、杉浦美帆沢尻エリカ南明奈折原みか桜井ひな森田泉美浜田はムック版写真集の撮影模様。水着がエロカワ系中心ですので注目度が高くなります。小野はメイク中の表情が一番良く、撮影本番になると表情にメリハリがつき過ぎる印象。白鳥はオフショットで見せる素の表情の際にどこかしら疲れが感じられます。明るくしているようでどこか寂しそうな雰囲気がありテンションが微妙です。ビジュアル的には問題ないのですが、やはりその後の休養に繋がるような印象がありました。松井は顔の微妙な膨満感とあばらの浮き具合、そして大胆なセクシー水着のアンバランスさが面白い。彼女独特のひょうきんさもタップリ見せてくれます。紗綾は順調に成長している感じですが映像で見ると動きがまだまだ幼い印象です。杉浦は裸馬に乗ったり、ウマを引いたりしながらの映像。組み合わせは悪くないと思うのですが、映像として見応えがあったかというと疑問。室内での普通の撮影の方が彼女自身の印象が強くお薦めです。ここまでの6人は時間もタップリ5分前後の映像が楽しめますが、残りの映像は短めです。沢尻は映像でも加齢感と顔の膨満感が解消されず、私の趣味からは外れたビジュアルです。南は沖縄体験ツアーの模様で水着なし。折原の映像は細かなカットを見ているうちにあっという間に終わってしまいます。ブロガールの桜井と森田はコラボでゴールドの水着を披露。
第3回sabraブロガール選手権の出場者12名の紹介。映像での印象が良かったのは川村りか助川まりえ、陸恵実といったところ。それよりなによりカメラマンとメイクさんが力を合わせて出場者を魅力的に撮ってあげないといけないと思うのですが、どうも映像の仕上がりが上手くない感じなのは残念。
ひさびさの「IN MY ROOM」は第1回sabraブロガール特別賞のマリア・ファッション。親と同居の自宅の彼女の部屋は8畳の洋室。床は自分で白くペンキ塗りしたそうで、全く取っ手のないタンスをドライバーで開けたりと不思議ちゃんぶりを発揮。お気に入りのファッションを着回しての紹介ではテンションが以上に高く、半分コスプレショーの様相を呈して読者サービスたっぷりというか過剰です。
「新人さんいらっしゃい」は加藤美穂南結衣のインタビューと水着姿を収録。加藤の100cmあるようには見えないが下乳が結構目立つバストが不思議。
その他SUPER GT 2007 BEST 155 GIRLS PART3等の映像も収録しています。