篤姫(宮崎あおい)と家定(堺雅人)の絆は急速に深まりますが、次期将軍争いも加熱し斉彬(高橋英樹)は慶喜(平岳大)を次期将軍とすべきとする建白書を提出します。いつものように碁盤を挟んで五目並べを楽しみながら日米の交渉について話をする篤姫と家定でしたが、篤姫が慶喜を次期将軍に推して欲しいと頭を下げたのに対して、家定は色よい返事をせずに部屋を去るのでした。慶喜派の朝廷に対する工作も効を奏せず旗色の悪くなる中、篤姫は自らの心に従うことに決めます。篤姫のコロコロ変わる表情が妙に可愛さを感じさせます。家定との会話は当時の時局が上手く整理されていて分かり易いものになっていました。