年頃の娘を持つ人気恋愛小説作家・伊崎龍之介(舘ひろし)が、男手ひとつで育ててきた娘・あかり(南沢奈央)の恋愛に対して右往左往する姿を描くという王道のコメディドラマ。最近は田村正和が以前演っていた役回りを舘ひろしが演じることが多くなってきたように思います。娘を持つ世の父親の多くがそうであるように、理不尽なまでの娘への溺愛ぶりをどれだけ滑稽に表現できるかがポイントになりそうです。どんなに理不尽であろうと父親の娘への想いにはリアリティを感じられるところがこのドラマの強みでしょう。少々演出が古すぎるような気がしないでもありません。