Tangerine Dream「The Electronic Journey」

An Electronic Journey
10枚組のBOXセットで、そのうちフルアルバムが「The Seven Letters From Tibet」「Transsiberia」の2枚。その他の8枚はコンピレーションで「Rockoon」「220 Volt Live」「Turn Of The Tides」「Tyranny Of Beauty」「What A Blast」「i-Box」「Quinoa」「The Keep」「Antique Dreams」「Goblins Club」「Limited World Tour Edition 1997」「TimeSquare」「Inferno」「Purgatorio」「Paradiso」「Canyon Dreams」「Oasis」「Poland」「Underwater Sunlight」「Livemiles」「Optical Race」「Miracle Mile」「The Melrose Years」という1990年代から2000年代に発表された幅広いアルバムから収録されています。といってもファーストアルバムの発表が1970年という長い歴史を持つタンジェリンにとっては、割と最近の曲ということで、実験的なプログレっぽい曲はなく聴きやすいニューエイジ寄りの作品群になっています。といっても昔から変わらない音色のマンネリズムは確固として存在し、私のような古いファンにも訴えかけてくるものがあります。そして何よりも驚きだったのが価格です。新品がamazonでは送料無料で1144円で手に入ったのです。最近のアルバムはあまり手に入れていなかったので大変お得なBOXセットとなりました。
最近はNegiccoをメインで取り上げていますが、私の音楽のホームグラウンドはこちらのフィールドになります。ただしNegiccoの楽曲の素晴らしさと彼女達3人のヴォーカルの類稀なるハーモニーがプログレ好きの琴線に触れたんでしょうね。それが彼女たちが最近対バンしている幅広いミュージシャンと、高い親和性を見せてくれているのにもつながっていると思います。そしてそれは対バン相手への反応が良いネギオタの皆さんにも言えることでしょう。