今週のRelease Radarのプレイリストでは、国内アーティストはlyrical Schoolのニューシングルのインストルメンタルバージョンから４曲目の他に、ピアニストの小瀬村晶による映画「朝が来る」のサウンドトラックから１曲。
海外の曲は今週、私好みのものが多くて、楽しませていただきました。まずは私が気に入っている海外バンドの筆頭、Ozric Tentaclesの新譜から。
Ozric Tentaclesはイギリスのネオサイケデリック・プログレとでも呼べるような、浮遊感のあるスペーシーなシンセ主体の、アッパーなビート感に溢れるインストバンドです。1983年の結成以来変わらないサウンドコンセプトで楽しませてくれます。
元Pink Floydのギタリスト、Roger Watersが2017年からスタートし2018年まで世界で230万人を動員した「US + THEMツアー」のライブ盤から。
Pink Floyd時代の曲ですが、見事なパフォーマンスです。
同じくプログレの巨人、Yesの1999年リリースのアルバム「Ladder」の日本盤に付いた1997年12月のロサンジェルスでのライブ音源のボーナス・シングルＣＤから。
アルバムよりおまけのこちらのライブの演奏の方が魅力的。
最後は、元GENESISのギタリスト、Steve Hackettが、ハンガリーのジャズ・フュージョン・バンドDjabeと共同で製作したオリジナル・アルバムの４作目「The Magic Stag」から。
open.spotify.comSteve Hackett好きの私ですが、このプロジェクトは知りませんでした。暫く東京へ出ていないので、輸入盤屋さんに通ってなかったからなあ。
続いてDiscover Weeklyの今週のプレイリストは、さすが私好みの曲がいっぱい。
Eaglesの４枚目のアルバム「One Of These Nights」から2013年にリマスターされた曲。
久しぶりに聴きましたが本当にギターが心地よい音を出しています。
ギターといえばMichael Hedgesのアコースティックギターも格別。
交通事故のため43歳で急逝されたのが本当に残念です。
元Supertrampのフロントマンの一人であったRoger Hodgsonの、グループ脱退後ソロ第一作「In the Eye of the Storm」から。
Supertramp時代のメロディメイカーっぷりが垣間見えます。
オランダのハードロック・ギタリスト、Arjen Anthony Lucassenが主宰する、ロック・オペラ・プロジェクト、Ayreonの2008年のアルバム「01011001」から。
このプロジェクトの曲は飛び抜けたものはないのですが、何故か聴きたくなってしまうアルバムが多いです。
そして、Release Radarのプレイリストでも紹介したOzric Tentaclesの曲も入っていて大満足でした。
