今週のRelease Radarのプレイリストでは、アイドル枠は今週もフィロソフィーのダンス絡みで、メンバーの奥津マリリのソロ曲。それもなぜかカラオケバージョン。
同じく今週もトランスアトランティック (Transatlantic)の新譜から。今回は２ＣＤ盤のExtended Versionより。
イエス（Yes）のビリー・シャーウッド（Billy Sherwood）によるプログレッシブ・ロック・プロジェクト、The Prog Collectiveからはザ・フラワー・キングス（The Flower Kings）のロイネ・ストルト（Roine Stolt）とのコラボ曲。
２０１０年デビューのノルウェーのジャズロックバンドNeedlepoitの新作。高度のテクニックと甘いヴォーカル。北欧ジャズロックの魅力が顕現化されています。
続いてDiscover Weeklyの今週のプレイリストの方は、懐かしい名前がちらほらと。まずはムーディー・ブルース（The Moody Blues）。１９６４年デビューの超古参バンドで、なおかつ現役という凄いバンドで、プログレッシブ・ロックの草分け的存在とも言われています。３枚目のアルバムから。メロトロンの調べが聴きものです。
ブラジル出身のクロスオーバー/フュージョン・ミュージシャン、デオダート（Eumir Deodato）は、渡米後ジャズ・レーベルのCTIから、デオダート名義でクラシックをジャズ風にアレンジした作品を次々に発表しました。そのデオダート名義の２枚目のアルバムから。
南アフリカ出身のキーボード奏者マンフレッド・マンが、イギリスで結成したマンフレッド・マンズ・アース・バンド（Manfred Mann's Earth Band）の４枚目のアルバムから、ムーグ・シンセサイザーの音が鳴りまくる１０分近い大曲です。
先日亡くなられたジャズ界の偉大なキーボード奏者、チック・コリア（Chick Corea）を偲んで、彼の１９７６年のソロと彼とベーシストのスタンリー・クラーク（Stanley Clarke）を中心にしたバンド、リターン・トゥ・フォーエヴァー（Return to Forever）の同じく１９７６年のアルバムから。
音楽界はまたも惜しい人材を失くしてしまいました。残念です。自分の年齢を考えると、これからもリアルタイムで聴いてきたミュージシャンの訃報は続くことになるでしょうし、気持ちは落ち込むばかりです。それでも彼らの作品は音として残っていますし、今後も愛でていきたいと思います。
