今週のRelease Radarのプレイリスト、アイドル枠はLyrical school。最新シングルからはアイドルとしての華やかさだけでなく、貫禄すら感じられます。
オランダの古参プログレッシブ・ロック・グループのFocusの最新シングルは、見事なユーロビートに変貌を遂げており、これもまた聴きやすい音ですが、衝撃的でした。
今週もイエス(Yes)の「Owner OF A Lonely Heart」のリミックスバージョンがひとつ。個人的にはこちらの方が好き。
2017年に亡くなっている孤高の超絶テクニシャン・ギタリストのアラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)のオフィシャル・ライヴ・アーカイヴ・シリーズ第4 弾がリリースされました。久々に彼独特のギター奏法が聴けて嬉しい。
ノルウェーのジャズ・ヴァイオリニスト、Ola Kvernbergの最新シングルは、ドラムが目立つ、ビート感に溢れる曲で興味深い。
スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)は元フランク・ザッパ・バンドのメタル系古株ギタリストで、アルカトラス、デイヴィッド・リー・ロスのバンドや、ホワイトスネイクなどを経てソロ活動に。その最新シングルは貫禄・熟成の安定感です。
デンマーク発の4人組プログレッシヴ・メタル・バンド VOLAの最新シングルはアンビエント調のイントロから始まり、クリアーで優しいヴォーカルが独特のフローティング感を生んでいます。その後に聴かれるキレの良いギターの音も心地よい。
Pat Methenyの新作で唯一本人が42弦ギターを弾いているのがこの曲。エストニア生まれの作曲家アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt)の曲をアレンジして演奏しています。
英国を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ホークウインド のオリジナルメンバーでサックス&フルート奏者のニック・ターナー(Nik・Turner)は、新作でも相変わらずのスペーシーな音作り。サックスの音が堪りません。
今週は紹介した曲がいっぱいありますが、その他にピックアップしたい曲もまだまだあります。それは以下の通りです。
続いてDiscover Weeklyの今週のプレイリストの方も、紹介したい曲がたくさんありますが、その中でも一押しなのが、カナダ出身のシンガーソングライター、ケルティック・ハープ奏者のロリーナ・マッケニット(Loreena McKennitt)。主にケルト音楽を中心にして、様々な民族音楽を取り入れた曲作りが特徴。2018年のアルバムからの曲は、重厚な曲調で私のハートを捉えて離しません。
フランスのプログレッシブ・メタル・バンド、Kloneの2016年のアルバムからは、やや暗い曲調とヴォーカルの曲。初めて聴きましたが、調べてみると過去作品が結構あって楽しみ。
ギリシャ人キーボーディスト、ヴァンゲリス(Vangelis)の曲は、1979年に作られたドキュメンタリー映画のサウンドトラック盤のリマスターバージョン。ひたすら美しい。
Fishは英国のプログレッシブ・ロック・バンド、マリリオン (Marillion)の初代リード・ヴォーカルでしたが、脱退後はソロ活動。2020年の最新アルバムから。得難い声質と歌唱法。見事なヴォーカリストです。
ディム・ボルギル(DIMMU BORGIR)は、ノルウェーのシンフォニックブラックメタル・バンドですが、1993年結成と意外に歴史あるバンドですが、紹介されたのは2018年と割と新しめのアルバムから。よりシンフォニック色がよく出た作品になっています。
スイスのアンドレアス・フォーレンヴァイダー(Andreas Vollenweider)は、自作のエレクトリック・ハープを使用したニューエイジ・ミュージックなどで有名になりましたが、1993年のアルバムからの曲も、透明感のある直球のニューエイジ・ミュージックです。
残りのピックアップは曲のリンクだけ貼っておきます。