SpotifyのAIが週を追うごとに賢くなって、紹介される曲がお気に入りになる率が高くなってしまったので、今週から「今週のSpotify」をRerease Radar編とDiscover Weekly編に分けて紹介することにします。まあ、新型コロナの影響で、Negiccoを初めとする地元アイドルファンのBLOGが不活性の状態なので、丁度いいタイミングかもしれませんし、私の音楽的好みを理解していただくチャンスかもしれません。
今週のRelease Radarのプレイリスト、先週に引き続いての紹介はイギリスのプログレッシブロックバンド、BIG BIG TRAINと、イギリスの新世代ジャズ・バンドのGoGo Penguin（今週はイギリス人ＤＪのJames Holdenによるリミックス音源）。そしてGoGo Penguinとのコラボ曲が紹介されていたPortico Quartet。更には日本のラップ・アイドルのLyrical school。
今週は国内アーティストも複数紹介されていて、抜群の歌唱力で２度目の紹介となるLittle Gree Monsterは当然として、KIRINJIの新曲をピックアップしてきたのがAIの進化で、Negiccoに縁のあるKIRINJIの新曲ということで見逃しはありませんでした。
イギリスの古参プログレッシブ・ロック・バンドYesは2010年後半に録音した未発表曲4曲を収めたミニ・アルバムからプログレらしさ溢れる１０分近くの大曲。
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドThe Pineapple Thiefも２０年選手。イギリスの新型コロナによるロックダウン中ストリーミングで行われたアコースティックライブパフォーマンスを収録した４ＣＤボックスから。
イギリスのクラシック音楽＆映画音楽作曲家Rebecca Daleの曲を打楽器奏者Joby Burgessが演奏したシングル。マリンバの響きが心地良い。
フランスのマルチ・キーボーディストJean Michel Jarreの新作は、ブラジルのアマゾンをテーマにした没入型のエキシビジョンのサウンドトラック。バイノーラル録音されており、ヘッドホン聴取が条件。曲というより、効果音や環境音の効果が大きい。
Sinikka Langelandはノルウェー人のフィンランドにルーツを持つ弦楽器カンテレの奏者。紹介された曲はわずか１分足らずですが、文句なしに魅力的です。
ハンガリー出身のメタル・バンドThy Catafalqueは、ハンガリーの民族音楽的要素とメタル音楽がうまく混在化していて新鮮。
Nils Frahmはエレクトロニック・ミュージックとクラシック音楽～現代音楽の間を自在に行き来する、ポスト・クラシカルの代表的な音楽家です。実に分かりやすい音楽。
以前にも紹介した現Tangerine Dreamメンバー、Ulrich Schnaussとデンマーク人アーティストJonas Munkとの新作コラボ。前作より私好みに仕上がっています。
ロシアのピアニストGleb Kolyadinは、以前にも紹介したプログレッシブデュオIamthemorningのメンバーでもあり、このソロアルバムでは緩やかで美しいピアノの旋律を聴かせてくれます。
ノルウェーの女性歌手Ane Brunはピアノの穏やかな伴奏にのせて、伸びやかでエモーショナルな声を聴かせてくれます。外人女性ヴォーカルではこういった声が私の好みです。
以上、結構な曲数を紹介してきましたが、気になる曲がありましたら是非聴いていただき、感想などをコメントいただけるとありがたいです。
