先週に引き続いて紹介されたアーティストはありませんでしたので、初顔合わせのアーティストばかり。こんな週もありますが、新しい出会いがあれば問題ありません。ということで今週気になったアーティストをピックアップ。
アメリカ東海岸きってのイエス系シンフォニック・バンド、IZZの女性ヴォーカリスト Laura Meadeの最新ソロアルバムから。IZZのメンバーがバックでサポートしているので、柔らかな声のシンフォニックが楽しめます。
アメリカ出身のボーカリスト兼ギタリストMyles Kennedのセカンド・ソロアルバムから。ブルースを基調にした軽快な曲で、ヴォーカルも心地良さげです。
イギリスのフィンガーギタリストMike Dawesの最新シングルから。達人級のフィンガープレイを楽しめます。
ドイツのプログレッシブロック・バンドSylvan。基本はハードロック寄りなのですが、この曲はストリングスが入ってシンフォニックな傾向も見られます。曲の仕上がりが格好いい。
Simona Sansoviniはイタリアの女性ギタリストでシンガーソングライター。その容姿もあって、ファッションブランドとのコラボも多いようです。ブルース、ジャズ、ハードロックなど幅広いプレイスタイルを持っていますが、柔らかな曲調とヴォーカルが魅力的です。
Anneke van Giersbergenはオランダのシンガーソングライターでギター&ピアノをプレイ。ややジプシーの色が入ったギタープレイとヴォーカルが印象的。こうやってピックアップしてみると、私の女性ヴォーカルの好みは結構偏っているようです。
ポーランドのプログレッシブロック・バンドWALFADの中心メンバーにして、ソロ・アーティストとしても活動するギタリスト兼ヴォーカリストのWojciech Ciurajの新作アルバムからの曲は、様式美あふれる素敵な曲でした。
Ayarsizはトルコのミュージシャン。まだシングルしか配信されていないので詳しいことは全く分かりません。曲はヴァイオリンが主旋律を奏でるメタル仕様。民族色も強くかなり好みです。
Ozan Tekinもトルコ生まれの作曲家、プロデューサー、パフォーマーです。65年前のピアノを修復して録音に使用しています。かれはピアノの演奏を通して、消えていく新古典主義、ジャズ、アンビエントミュージックを描いて見せてくれています。
新作の紹介なので、情報がネットでも検索できないバンドもあります。
Mantra.は男性2人組ということだけで、何の情報もありません。イギリスにも同名のバンドはありますが、Mantraのすぐ後ろのピリオド「.」がありません。ギターデュオが紡ぎ出す音はピュアで温かみを感じます。
Lost Symphonyの最新シングルは7月発売予定のサードアルバムから。クラシック調のメタルシンフォニーでMarty Friedmanもゲストで参加しています。サードアルバムまで出している割には情報が少ないのが残念です。