今週のSpotify~Discover Weekly~

The Grey

今週も少数精鋭の紹介になりそうです。
まず、~Rerease Radar~でも紹介していたアメリカのNeal Morse Bandのベスト盤から。テクニカルではあるものの、あまり技術に走り過ぎない曲調が、リスナーをあまり限定しないので好きです。

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名前の似ているSteve Morseもアメリカ人ギタリストで、2011年からはNeal Morse等と組んだFlying Colorsとしても活動しています。そんな彼の1989年のソロアルバムから。フュージョン寄りの曲になっています。

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ギターといえばAllan Holdsworthの名前は欠かせません。ジャズ畑の超絶速弾きギタリストですが、ロックとの境界線上に存在していました。すでに亡くなってしまっているのはあまりにも残念ですが、1987年のアルバムのリマスターで彼のギターの魅力に聴き惚れてください。

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Jazz、フュージョン系といえばヴァイオリンのJean-Luc Pontyでしょう。クラシック以外の音楽の分野で、ヴァイオリンの存在を一般人に知らしめたといってよい存在です。1977年のアルバムから。

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Nick Mason’s Saucerful of SecretsPink Floydの創設メンバーでドラマーのNick Masonが、Pink Floydサイケデリック・ロック時代(『夜明けの口笛吹き』から『おせっかい』まで)の楽曲を、ライブ演奏するために結成したプロジェクトです。そのプロジェクトの唯一のアルバムであるライブ盤から。

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アメリカの現代音楽系の作曲家Joanne Forman。2018年のアルバムからはエクスペリメンタルなエレクトロニック・ミュージックに、ハミングが加わった美しい曲。少し短かったのでもう少し長めでも良かったように思います。

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イギリスのギタリストGuthrie Govanはテクニック抜群で、超絶速弾きでもあるのにギターの音が非常にクリアーなことに特徴があります。2013年のソロアルバムからの曲は、その片鱗をちらりとしか見せてくれません。

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世界最高峰のジャム・バンド(即興演奏をするバンド)、moe.は30年以上にわたって第一線で活躍を続けるベテランバンドです。2020年というごく最近のアルバムからの曲は、ベテランバンドとは思えないパワフルで、エネルギッシュな中に技巧が盛り込まれた演奏でうなってしまいます。ヴォーカルにはベテランを感じますけれども。

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フィンランドプログレッシブメタルバンドSomehow Joの2020年の最新シングルから。メタル要素が強めですが、ギターとベースのリフが力強く特徴的です。

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アメリカのJoe Bonamassaはカントリーやジャズをルーツに持つギタリストでシンガーソングライターですが、2020年のアルバムからの曲は、大仰なイントロから始まるメタル風味です。

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アメリカンハードロックバンドAshburyが1983年に自主制作リリースした唯一のアルバムから。ギターソロが叙情的で印象的なイントロから始まるサウンドに、品の良さが感じられるヴォーカルも素敵です。

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