今週も国内アーティストはBABYMETALから。といっても先週とは違うライブ盤で、結成10周年を記念し、これまでのライブ映像作品の音源を収録したもの。今回はHIROSHIMA GREEN ARENAでのライブから。
もう一つはMONOというバンドで、国内よりは海外での人気が高いというか、海外ツアーが多く、玄人受けする音を出すポストロック/インストゥルメンタルロックバンドです。最新アルバムからのシングルカットもアーバンでスタイリッシュな音にあいあがっています。
海外アーティストではまず連続紹介組から。
イギリスの新鋭プログレッシヴロックバンドKyrosは新作アルバムから遂に６曲目。それぞれの曲が様々なスタイルで演奏されており、並々ならぬ実力派です。
イギリスのJethro Tullの１９６９年のライブを収録した最新アルバムから３曲目。頭にはＭＣも入っています。売り物のフルートも活躍しています。
同じくイギリスの古参プログレッシブロックバンドVan Der Graaf Generatorの１９７０年代のリマスターベスト盤からの２曲目は、１９７１年のＢＢＣラジオライブから。
イギリス人シンガーソングライターRay Wilsonの最新アルバムから新jnグルも含めて４曲目。アコースティックギターが心地よく響いています。
イギリスの凄腕エンジニアSteven Wilsonの最新ソロアルバムのデジタルデラックスエディション（４枚組）から２曲目。ピアノのイントロからのヴォーカルがアーバン。本当にいろんなスタイルのソロ曲をやってくれます。
フランスのキーボード奏者Jean-Michel Jarreが、昨年１２月３１日にノートルダム大聖堂で行ったバーチャルコンサートのライブからのシングルカット第２弾は、ライブのオープニング曲です。
ノルウェーのギタリストOwaneの最新アルバムからも遂に５曲目。シリアスな演奏の端端にコミカルなパートもあり、余裕たっぷりな演奏を楽しめます。
アメリカのThe Neal Morse Bandの最新アルバムからも２曲目。といっても２０分近くの大曲です。そんな大仰な展開も魅力的な演奏です。
続いては初紹介となるアーティストです。
Hawkwindは1970年にデビューし、サイケデリックロック、プログレッシブロック、ハードロックと変幻自在のスタイルで、５０年以上にわたって活躍を続けているイギリスのモンスターバンドです。いったい何枚目のアルバムになるかわからない最新アルバムから、短くとも安定感のある曲です。
Nektarはドイツのバンドとして知られていますが、実は創立メンバー全員がイギリス人という風変わりなバンドです。音楽的にはサイケデリックロックからプログレッシブロック、ハードロック系へと変遷していますが、最新アルバムは２００４年のツアーライブを収録したもの。その中から彼らの代表曲とされている大曲です。
アメリカのギタリストにしてキーボーディストのTony MacAlpineはハードロック、ヘヴィメタルの分野で活躍してきましたが、最新アルバムからの曲はネオ・クラシカルな要素も加わったメタルサウンドです。
ギリシャ出身のギタリストGus G.（本名：コンスタンティノス "コスタス" カラミトロウディス）は世界でもトップクラスの技巧派ギタリストとして注目されています。最新シングルでの演奏もさすがです。
コロナ渦のおかげで、ベテランバンドの古いライブが発掘されているのかもしれませんが、私個人にとってはラッキーです。
