今週はNegiccoのKaedeのソロシングルから。30歳の生誕祭に合わせてリリースされたもので、彼女特有の揺らぎの歌声を存分に楽しめますが、初めての方にはやや微妙に感じられるかも。
BABYMETALの結成10周年を記念し、これまでのライブ映像作品の音源を収録したもの。今回もHIROSHIMA GREEN ARENAでのライブから2曲目。
国内組は以上で、海外アーティストはまず連続紹介組から。
なぜか常連となってしまった、イギリスの新鋭プログレッシヴロックバンドKyrosは新作アルバムから遂に7曲目。今週はかなり派手でドラマチック。
イギリスのJethro Tullの1969年のライブを収録した最新アルバムから4曲目。今週も冒頭にMC入り。フルートも最初から大活躍です。
同じくイギリスの古参プログレッシブロックバンドVan Der Graaf Generatorの1970年代のリマスターベスト盤からの3曲目も、1971年のBBCラジオライブから。
こちらもイギリスの古参バンドHawkwindの最新アルバムから2曲目。安定のサイケビートにヴォーカルで10分超えです。
イギリス人シンガーソングライターRay Wilsonの最新アルバムからシングルも含めて5曲目。今回は歌い手としての魅力が強く感じられます。
イギリスの凄腕エンジニアSteven Wilsonの最新ソロアルバムのデジタルデラックスエディション(4枚組)から3曲目。シンセによる効果音的なイントロが特徴的です。本当にいろんなスタイルが楽しめます。
アメリカのThe Neal Morse Bandの最新アルバムからも3曲目。先週とは対照的に短い曲ですが、昔懐かしいプログレの香りがします。
アイルランド出身のブルース・ロック・ギタリストRory Gallagherのアウトテイク集からは4曲目です。ちなみにこのアウトテイク集には24曲収録盤と52曲収録盤の2バージョンあります。
ドイツのベテランバンドNektarの最新ライブアルバム(といっても2004年のツアー)からの2曲目。こちらも10分近くをロングドライブしています。
ギリシャ人キーボーダーVangelisのNASAの木星探査機「ジュノー」の木星探査にインスパイアされたアルバムから2曲目。サウンドトラックのような雰囲気を持った曲です。
ここまでで、すでに通常ならば紹介曲終了となる数なのですが、今週は初紹介のアーティストについてはこれからとなります。
イギリスのプログレッシブロックバンドMarillionのセカンドアルバム(1984年)の今年度リミックス盤から。より左右の分離がはっきりと際立っています。アルバムのリミックスの他、ボーナス盤として当時のライブが収録されています。
イギリスの名プロデューサーかつミュージシャンのAlan Parsonsの最新シングルははオランダでのライブ録音です。コーラスワークが目立つポピュラーな曲です。
フレンチ・シンフォニックロックの名グループAsia Minor、1979年のデビュー作が再発されました。トルコ系のフランス人によるバンドで、叙情的で美しいギターワークと切れの良いリズムに、浮遊するかのようなフルートの響きが重なるのが印象的です。
ドイツ人ギタリストManuel Gardner Fernandesはパーカッシブなプレイを主体とした弾き方がユニークで魅力的なテクニシャンです。最新アルバムからの曲で、そのことが十分に理解できるのではないでしょうか。
スウェーデンのAgusaは、サイケデリックとプログレッシヴ双方の空間を融合させるようなオリジナリティで、20分以上にわたり魅了してくれます。
アメリカのOsi And The Jupiterは2人組ネオフォークバンドで、マルチインストゥルメンタリスト兼ソングライターのSeanKratzとチェロ奏者のKakaphonixで構成されています。そのためか、フォークといってもかなり重厚な音が出ています。
アメリカのジャズ・ピアニストLyle MaysはPat Methenyグループのメンバーとしても知られ、その特徴あるシンセサイザーの音色が、グループのトレードマークにもなっているほどの手練れなのですが、彼の最新ソロシングルは彼独自の世界観を持った音で迫ってきます。シングルといいながら13分の大曲です。
今までで最多の曲を紹介することになってしまいましたが、今、心地よい疲れで満たされています。いい曲をたくさん聴けることは実に幸せなことなんですね。