今週も、まずは過去にも紹介したことのあるアーティストや知名度のあるアーティストから。
イギリスのプログレッシブロックバンドGentle Giantは最も高度な演奏テクニックを持っているバンドとして有名です。サードアルバムからの曲は２０１１年のリマスターで。彼らのもう一つの特徴であるコーラスワークも楽しめます。
ドイツのポストロックバンドLong Distance Callingの２０１８年のアルバムから。ダークな曲調の中に差し込む光のようなアクセント音が特徴的です。
ドイツのプログレッシブロックバンドSilvan２００６年の５枚目のアルバムから。極端に短い曲ですが魅力の一端を感じさせる曲調とヴォーカルでした。
Lunatic Soulは、ポーランドのRiversideのリーダーMariusz Dudaによるソロ・プログレッシブ・ロックプロジェクトです。昨年発売の通算７枚目のアルバムから。ソロプロジェクトということで、楽曲、ボーカル、各種インストゥルメンタルすべてがMariusz Duda一人のものになっています。
アメリカのヘヴィメタルバンドAlcatrazzのデビューアルバム（１９８３年）から。デビューアルバムで既にヘヴィメタルの様式美を体現しています。
そのAlcatrazz出身のスーパーギタリストがYngwie Malmsteenです。今年の最新アルバム収録曲でも、いつもと変わらず彼のギターサウンドの特徴である、淀みない高速フィンガリングを楽しむことができます。
Dream TheaterのキーボードJordan RudessとギターJohn Petrucciによるコラボライブアルバム（２００４年）から。ジャズやカントリーの要素も含有した、テクニカルかつハートフルな演奏です。
Mahavishnu OrchestraはスーパーギタリストJohn McLaughlinによって結成されたフュージョン、ジャズ・ロックの草分け的バンドです。１９７５年の６枚目のアルバムから組曲のパート１。インド音楽のエッセンスも少し感じさせながら、きらびやかなJean-Luc Pontyのヴァイオリンプレイが光ります。
残りは私も初体験のバンドを紹介します。
ノルウェーのエクスペリメンタル・ジャズ・バンドJaga Jazzistの今年の最新ライブアルバムからの曲は、ベースのグルーブ感がとてつもない作品です。曲に乗るというよりも、圧倒される思いです。
ドイツの女性ドラマーAnika Nilles、ビジュアルにテクニックが伴うという無敵モードの所有者で、２０１７年に収録されている曲は、ドラムソロとしてではなく、曲としてしっかりと成立している点が素晴らしいです。
初体験の曲は少なめでしたが、その衝撃度はピカイチでした。これからもこんな出会いがあると良いですね。
