まず国内盤は今週もPerfumeのミニＬＰ的なＥＰから３曲目。
BABYMETALは日本武道館のライブ盤から２曲目を。SU-METAL（中元すず香）のヴォーカルがとてもクリアーです。
海外アーティストもまず連続組から。
イギリスのベテラン・プログレッシブロックバンドYesの７年ぶり、２２作目となるスタジオアルバムからの４曲目は、これまでの彼らを想起させてくれる安心の曲調です。
イギリスはカンタベリーロックの雄Caravanの最新アルバムから。シングルにアルバムにと今年は活動が活発で嬉しいばかりです。
イギリスのプログレッシブロックバンドGalahadの２枚組最新アルバムから２曲目。この曲はヴォーカルを前面に押し出したバラード調です。
イギリスのMostly Autumnは1970年代プログレッシブロックに大きく影響を受けた音楽をやっていますが、最新作からの２曲目はウェスタン調の旋律がユニークです。
フランスのキーボード奏者Jean-Michel Jarreが、昨年１２月３１日にノートルダム大聖堂で行ったバーチャルコンサートのライブアルバムから２曲目は、彼の代表曲から。
イタリアのプログレッシブロックバンドThe Watchの最新作からの２曲目は、小曲ではありますが、美しさが煌びやかにちりばめられた感じです。
スペインのインストルメンタルロックバンドToundraの最新シングル曲は、味わい深いギターのリフが最高に格好いいです。
ギリシャ人キーボーダーVangelisのNASAの木星探査機「ジュノー」の木星探査にインスパイアされたアルバムからいよいよ５曲目。独立した曲としても聴ける曲になっています。
スウェーデンのプログレッシヴロックバンドIsildurs Baneと、Van Der Graaf GeneratorのヴォーカリストPeter Hammillのコラボアルバムから２曲目です。現代音楽的印象の強い曲です。
複数アーテストのシングルを同一ジャケットで発表する企画から今週も。映像関連の作品で知られるKathryn Bosticが、ピアノで美しい調べを披露しています。
ここからは初めて音に触れたアーティストの紹介です。
ウクライナ出身のコンポーザー＆ミュージシャンAntony Kaluginは、多作家としても知られ、最新アルバムもソロ名義で今年２作目です。アコースティックとエレキギターの双方の音色を活かしたシンフォニックロックに仕上げています。
スウェーデンのマルチインストゥルメンタリストJonas Lindbergの最新シングルは、１１分超えの大作。キーボードがメインのシンフォニックロックになっています。
ブラジルのAngraのベーシストとして知られるFelipe Andreoliの最新ソロアルバムからの曲は、非常にクリアーなベースラインが印象的なメタルチューンです。
ということで、今週は地域的な偏りなく、素敵な音楽をお薦めすることができて良かったです。
