今週のSpotify~Discover Weekly~

LOTUS

イギリスのサイケデリック要素が強い超古参バンドHawkwindの1975年の5作目のアルバムから。キーボード関係の音源の古さは否めませんが、スペーシーなサウンドは魅力的です。

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イギリス人のマルチインストルメンタリストでシンガーのBrendan Perryは以前紹介したLisa GerrardとともにオーストラリアのバンドDead Can Danceとしても活動していますが、2010年のソロ2作目から。ほぼ10年に1作というスローペースで制作されるアルバムは、大人の色気を感じさせてくれるヴォーカルの魅力で溢れています。

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イギリスのSpooky Toothは主となる活動期間が1967年から1974年にかけてという結構古いバンドですが、紹介する曲は1974年の最も後期のアルバムから。アコースティックギターの弦の響きがたまりません。時代を感じさせるキーボードやヴォーカルも味があります。

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JapanのドラマーSteve JansenDavid Sylvian実弟としても知られていますが、2016年のセカンドソロアルバムから。環境音楽的な音にガムラン的なリズムも加わって。逆に無国籍な音楽になっています。

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Ayreonで有名なArjen AnthonyLucassenのサイドプロジェクトArjen Anthony Lucassen's Star Oneは、オランダのプログレッシブメタルバンドで、その2010年のアルバムから。分かり易いギターリフが鳴り渡るストレートなメタル世界を聴かせてくれます。

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スイスの隠れたメロディックでシンフォニックなプログレッシブロックバンドとして知られるClepsydraの、1997年の4枚目のアルバムのリマスター盤(2014年)から、エッジの効いたギターサウンドとハイトーンヴォーカルが冴えわたる曲です。

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スウェーデンが誇るプログレッシヴメタルバンドSoenの2019年の4作目から。アルバムタイトル曲だけあって、演奏・ヴォーカルともにバランスの取れたバラード曲です。

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アルゼンチンのプログレッシブロックにおける先駆者と見なされているCrucisの、1977年に発表された2枚目にして最後のアルバムから。静かなイントロから徐々に盛り上がるメロディアスな演奏が特徴の大曲です。

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アメリカのロックギタリストVinnie Mooreの1999年のソロアルバムから。適度な速弾きでメタル系のフレーズを演奏していて、実に分かり易くなじみやすい曲です。

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カナダのギタリストPeteThornは、ネット検索でも情報がほとんど得られないのですが、テクニックを持ちながら、それをひけらかすことなく、曲そのものを楽しんでいるかのような感じが素敵です。

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今週はおなじみのバンドから新顔さんまで、バランスよく紹介できたような気がします。毎週こんな感じだと良いのですが。