私のオタク遍歴 その12 マンガ編1

私が本格的にマンガと向き合うようになったのは中学生になってからで、小学生時代は学校の図書館で借りる本が読書の友でした。といっても全くマンガと係わりがなかったわけではなく、マンガ雑誌やコミックスを購入して読むという習慣がなかっただけです。私が当時手にした漫画は今は亡き叔母経由のものでした。叔母が勤めていたのは製本業者で、朝日ソノラマ社のコミックスの製本を請け負っていました。作業の際に出ることのある端本をとっておいて、ゴールデンウィークやお盆、正月に新潟へ里帰りしてくる時のお土産として私に持ってきてくれるのでした。持ってきてくれるのが端本でしたので、巻数物のコミックスはなかなか全巻揃っているものがなく、そんなこともマンガにのめり込むのが遅れた理由だったかもしれません。

今となってみればほとんどの書店で見かけることがなくなっており、手に入れることも困難な状態なのですが、残念なことに全て処分してしまって手元に残っていません。実に残念なことです。