イギリスで1990年代から活躍し、今やイギリスを代表するプログレッシブロックバンドとなった感のあるPorcupine Treeの2001年のコンピレーションアルバムから。アダルトで落ち着いた曲ながら10分越えの大曲です。
フランスのCorpo-Menteの2015年のアルバムから。Laureという女性ヴォーカルを核に据えており、クラシック、オペラ的要素を存分に強調、披露したアルバムとなっているのですが、この曲はヴォーカルレスで、クラシック的な要素を全面に押し出したドラマチックな構成になっています。
ベルギーのDans Dansの3人組は、ガレージジャズ、サイケデリックブルース、恍惚としたノワールのサウンドトラックからスペイシーなロックンロールまで器用にきかっせてくれますが、昨年なるバムからの曲では、ゆったりとしたリズムに乗りながら、一筋縄ではいかないよというブルースを聴かせてくれます。
ドイツのジャズファンクバンドMove78の2021年のアルバムから。全てのトラックは何時間ものスタジオ即興演奏から作られ、その後、切り刻まれ、再配置され、追加のストリングス、フルート、ホーンが重ねられています。この曲は意外にシンプルで穏やかな表情を見せてくれます。
イタリア生まれで現在はデンマークを拠点に活動している作曲家でプロデューサーのEd Carlsenの2021年のアルバムから。幼少期より学んでいたクラシックのピアノの旋律が実に効果的です。