バンドメンバー
佐藤優介(piano)、岩崎なおみ(bass)、 佐久間裕太(drums)、シンリズム(guitar)
Kaede(かえぽ)のソロコンサート参戦は初めて。会場が地元の東区プラザホールということなのですが、東区区役所の中にホールが出来ていたことを初めて知りました。東区区役所は元々イトーヨーカドーが営業していた建物を新潟市が居抜きで取得し、山の下にあった東区区役所を移転させたものですが、私は直近の石山連絡所ばかりを利用していたので、区役所移転後は訪問したことがなかったのです。
東区プラザホールは区役所の2階にあり、約300席の収容人員というところでしょうか。正面から奥に向かっての段差が結構あるので、ステージはかなり見やすい感じです。土曜日の夕方ということで区役所はお休みでしたので、駐車場には余裕しゃくしゃくで車を止めることが出来ました。病気のおかげで移動手段を車に頼らざるを得ない身なので助かります。
スタート前に注意事項アナウンスをかえぽが担当したのですが、何がツボにはまったのか笑いが止まらなくなったようで、最後まで完遂することが出来なくて、聴衆の温かい拍手を浴びていました。
コンサートはほぼ時間通りにスタート。バンドメンバーが均等にかえぽの後ろに位置して、かえぽがその前に夏らしく涼しげではありますが、落ち着いた雰囲気のワンピースに身を包んだかえぽがマイク(有線の)を持って歌うというのが基本パターンです。
セットリスト
01. 君が大人になって
02. あの娘が暮らす街(まであとどのくらい?)
03. クラウドナイン
MC
04. あたらしい歌
05. カラッポで満たして
06. キラキラ
MC
07. 夏の十字路
08. ジュピター
09. ( ( (escape) ) )
MC
10. Remember You
11. 飛花落葉
MC
12. サイクルズ
Enc.
13. 光の射すままに
バンド形式のコンサートでしたので、CD音源とはまた違ったかえぽを楽しむことが出来たのは嬉しい限りです。特にギターのシンリズムさんがNegiccoを含めて初めて現場に参戦されたのを聴けたのはラッキーでした。
かえぽの歌唱とバンドの音のバランスは文句なしとは言えませんでしたが、それでもかえぽの歌唱には力強さと予想以上の安定感がありました。また、結婚して子供を得たという経験もあってのことか、表現力に厚みを持たせた歌になっていると思いました。
楽しい時間はあっという間です。ソロだけにMCの時間もそう長くは取れず、曲Yそのものの時間も短いので12曲は少なすぎる印象。アンコールもNegiccoの時とは違ってあっさりと1曲で終了してしまいました。
昨年7月の20周年コンサートからほぼ1年ぶりの現場は、かえぽのホールライブということで、私としてはオールスタンディングを避けられる現場となり大変ありがたかったのですが、終了後のホール退出の際に会談で大きくふらついてしまい、周りにご迷惑をかけることになってしまったことが残念です。今後は退出は人がいなくなるのを待ってでしょうか。ま、基本ホールが現場であることが条件ですが。
とりあえず年1の現場参戦という最低ラインはクリアできたので良しとしましょう。今後はNegicco本体のぽんちゃ復帰後の新アルバムでのホールツアーに期待したいと思います。