星海銀のセカンドライフ その30 MRI検査

先日、神経内科の先生の指示で7年ぶりに指定された病院でMRI検査を行ってきました。今週火曜日の定期検診でその結果を聞きました。診察室でモニターを一緒に見ながら説明を受けたのですが、画像として映し出された小脳はいくらか縮んでいるようでした。小脳と大脳の間の隙間が少しあいたような気がします。先生によれば、隙間の他に小脳のひだのように見えるものが深くなるのもこの病気(脊髄小脳変性症)の特徴なのだそうです。そのひだが一目で分かるように深くなっていました。そして小脳の下から脊髄に伸びている脳幹もやせ細ってきています。症状は非常にゆっくりでありますが、着実に進行しているのだということがはっきりと目に見える形で表現されている現実を受け入れるしかありません。
一方で先生は画像から読み取れる明るい話題も提供してくださいました。いろいろと異常のある小脳と比較して、大脳の方は非常に状態が良く問題なしとのこと。小さな脳梗塞と思われるような影も見られないそうです。また、脳内の血管の太さなどの細くなったり太くなったりすることなく、正常なことに逆に感心されていました。なんせ私には糖尿病という二つ目の病があることも先生は知っていましたので、余計に感心されたのでしょう。糖尿病の進行を抑えるためにも食生活の改善と運動という命題があるのですが、病気のハンディがあり、殆どの運動が困難な中、唯一プレー可能であることが分かったボウリングを週4~5回の割合で3ゲームプレーすることを継続し、毎日1時間の運動を実行していこうと思っています。