星海銀のセカンドライフ その39 ドラマと既視感(Déjà Vu)その6

販売士検定試験1級ハンドブック

病院に勤務する前についていた仕事は、専門学校の教師、就職担当、事務局、広報担当という学校関連の仕事全般にわたります。今回はその中でも一番長く仕事をした教務分野について書いてみようと思います。
専門学校の教師には教職の免許は必要ありません。学科の専門知識や資格試験の取得指導がメインとなりますので、その知識・技術が必要となります。私は授業を受け持つ前に、自分自身が資格を取得する必要がありました。私が目指したのは小売商(販売士検定)1級という資格で、日本商工会議所が主催していますが、調べてみると現在はリテールマーケティング(販売士)検定に名称変更されているようです。マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材に適した検定で、経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができることを求められます。3級~2級までは選択回答形式なのでさほど難易度は高くないのですが、1級となると問題の半分が筆記回答形式となるので、当時の合格率は10%前後(現在は20%前後)で、私が受験した当時は新潟県で年間の合格者が20人に満たないというマイナーな資格でした。大学以来久々の勉強をする羽目になり、仕事(広報担当)をしながらなので大変でしたが1年で合格することが出来ました。次の年からクラス担任もすることになり、学生を15人受け持つことになりました。中学や高校とは違い専門学校なのでテレビドラマで描かれる学校生活とは異なりますが、学級運営の苦労などで似たところもありましたので、次回はそこに触れることが出来ればと思います。