スイスのゴシックプログレッシブメタルバンドAskaraの最新シングル曲ソリッドで耽美さも備えた演奏。メタルに似合った太い女性ヴォーカルといったように、構成要素がきっかりと嵌ったように感じられる曲です。
スウェーデンのミュージシャンVindsveptも今年数多くのシングル曲を発表してきていますが、今週も曲の美しさに磨きをかけての発表です。ペースに関わらず実に完成度の高い音楽を提供してくれます。
肉食恐竜の名前をバンド名とするフィンランドのメタルバンドMegaraptorの週刊と言って良いほどのペースで発表されている最新シングル曲は、今週も当たり前のように続きます。今回はやや凡庸な内容で、大量リリースによる才能の枯渇が心配されます。
デンマークのインストルメンタルサイケロック/ストーナーロックバンドCausa Suiの最新アルバムから。サイケデリックな要素の強い曲調のインスト曲。この古臭い雰囲気が最高です。
アメリカのマンドリン、ブズーキ、ギターの奏者Rob Blivionの最新シングル曲です。編曲のテクニックが抜群で、音の厚みと鮮烈さがいつもながら他には見られないほどの勢いで迫ってきます。
カナダのチェロ奏者で作曲家のRaphael Weinroth-Browneの最新シングル曲。クラシック音楽の知識とプログレッシブメタルや中東音楽への情熱を融合させたかのような情熱的な演奏を体験できます。
ブラジルはサンパウロ出身の新世代女性ギタリストLari Basilioの最新アルバムから。ハードなだけではなく、繊細なハーモニーセンスを秘めた高度な的ニックが光る演奏です。