アルビレックス新潟監督解任でひと言

本日、サッカーJ1リーグ所属の地元チームであるアルビレックス新潟の樹森監督が解任されました。解任の理由はもちろん成績不振ですが、チームがシーズン前半で監督の解任を判断したことは残念に思います。なぜなら樹森さんはJ1リーグの監督どころかJリーグの監督をするのも初めてでしたし、前職のJ2リーグのコーチですら数年という短い期間しか経験していませんでした。そんな彼をチームの監督に招聘したのはアルビレックス新潟というチーム自身です。あまり知られていない外人選手と契約を結ぶことを外人ガチャといいますが、アルビは監督ガチャをやって失敗してしまったと言えるでしょう。つまり経験者に託すのではなく未経験者に賭けて敗れてしまったということですね。

今までのアルビであればシーズン中は我慢して樹森監督の起用を続けたのではないかと推察しますが、今年のシーズンは来年の秋春制移行期間を含めて1.5シーズンのJ1リーグ残留がかかるものだけに我慢できなかったのかなと。で、監督を解任するとすれば今がデッドラインだったのではないかと考えるのです。次回の中途移籍期間が7月7日からなので、今、監督の入れ替えをして、監督の戦略に合った選手を採用するにはこのタイミングしかなかったということでしょう。しかしながら新監督となった入江さんの就任会見で補強要望は出さずに、現有勢力で残留を目指したいという発言があったので、不安も大きいのですが中途移籍期間を迎えるまでは期待を捨てずにいたいと思います。

ですがそれまでにまだ試合は続きます。希望を捨てざる負えないような結果にならぬよう次回以降の試合を頑張ってほしいものです。