放送の現場でCMではなく番組作りにかかわったこともありました。きっかけは私の趣味のひとつであった読書でした。新潟労音という組織があります。舞台やコンサートなどを主宰し、企業に所属する者を対象に斡旋する組織ですが、そこが毎月発行するプログラムに社会人講座の受講生を募集する広告を載せており、私がその制作を担当していました。
ある時、広告の原稿を新潟労音の事務所へもっていった際に、BSN新潟放送のラジオで新番組を手伝ってくれる人を探しているので、放送局の人と会ってもらえないかと依頼されたのです。待ち合わせの場所に現れたのはアナウンサーの山中景子さんでした。彼女の話によれば土曜の午前11時過ぎに30分の枠で新番組を予定しているのですが、その番組が書評番組なので外部の人で読書家を探していたら、新潟労音さんから私を紹介されたということでした。具体的には毎週、課題図書を指定するので、それを読んで書評を書いていただけないかということでした。毎週1冊本を読んで書評を書くのは大変ですが、これも良い機会なのでチャレンジしてみますと返事したのです。この書評番組がなぜか11年も続くことになるのですがその話は次の機会としたいと思います。