時娘（g-girl）no.011

新創刊になりましたが、グラビアファンにはグラビアページが増えて嬉しいリニューアルでしょう。ただ巻頭グラビアが乙葉というのはちょっと…。既にグラビアを卒業した感のある彼女の、それも水着なしのグラビアでどれだけのグラビアファンが納得するでしょうか。もちろん水着がグラビアに必須であると考えていないことはこの日記にも書いてきましたが、それは着衣でのグラビア表現が十分に出来る場合であって、今回の乙葉にそれが認められるかは微妙な感じです。
今回の企画でよかったのは「旬娘」という形で今後要注目とされる女の子達31人をピックアップして紹介していること。それぞれのカットは少ない（１〜２Ｐ）のですが、他でグラビアを見る機会の少ない娘も多いのがありがたい。ただカットの粒子が粗いのは残念ですが。その中で目に止まったのは小林涼子と浜千咲。いずれも少女ファッション誌のモデルというところに、自分の業の深さを感じます。
他のグラビアでは「東京フレンドパーク」のアシスタントとして注目されつつある市川円香。室内撮りによる発色の悪さと表情の不安定さがちょっと残念。もっと素材としての水準は高いものがあると思います。
後半はアイドルＤＶＤのカタログ的グラビアで以前の「g-girl」と同じ趣きでした。
付録のＤＶＤは収録時間が100分。以前よりオリジナル映像が充実しています。「旬娘」の撮影オフショットムービーは正直グラビアよりも良く撮れた映像が多いのですが、映像の画質がいまひとつなのが勿体無いですね。
アイドルＤＶＤの紹介部分は先達として何か他の雑誌と差別化する工夫が欲しいところです。