のだめカンタービレ 第2回

TVドラマにおける特殊効果としてのCGの使い方の見本のようなカットが連続する。原作のコマの中に存在する「のだめワールド」をかなり上手く表現できているように思います。今回はティンパニーの奥山真澄(小出恵介)を中心に、のだめ(上野樹里)、峰龍太郎(瑛太)、千秋真一(玉木宏)が弾けまくり、「のだめワールド」とは何かを原作未体験者に伝えることに成功しています。こうしてメインキャラクターを視聴者に定着させたうえで、物語を進行させていくのでしょう。従来の月9ドラマとは趣きの異なる仕上がりですが、枠のイメージに拘らず原作のイメージに拘る制作姿勢には期待が持てます。
それにしてもTBSでジャニーズ主動のドラマとして制作されるようなことがなくてよかった。
のだめカンタービレ(3) (KC KISS)