Ray 2004年6月号

6月号の表紙は香里奈。カジュアルではあるが華がないので表紙としてのインパクトに欠けるのが残念。「香里奈SPECIAL」のカットの方がよいものが多い。インタビュー、Q&Aもあって彼女のファンには好企画。「初夏ワンピ白が登場」は葛岡碧と彩友美。もう少し照明が顔に映らないよう気をつけてほしい仕上がり。「大人のおしゃれLesson4」の中川加苗はスタイルがよいもののビジュアル的にバタ臭さを感じてしまいますが、特集「夏の可愛めベーシック パート1」での彼女はビジュアルも整っている印象で、葛岡碧や彩友美と十分張り合っていけるイメージを見せてくれます。「パート2」では石田香奈、芥川舞子、山内麻美も加わって可愛らしくも賑やかなカット構成で見せてくれます。「パート3」では重泉充香福井未菜も登場。さすがに重泉は可愛げな雰囲気を出すのが苦手な感じで苦戦しています。「カプリ&ロールアップ流行警報発令中」では菅原禄弥と芥川舞子、山内麻美。特に菅原がいつもよりカジュアルなイメージを見せてくれているのが新鮮。「宝石ミュール」でもそうですが、彼女も可愛さを十分にアピールする表情が出来るんですね。「特別な日はシンプルリッチが正解」では現代風お嬢様ファッションが自然に似合う葛岡碧と芥川舞子が本領発揮。このシーズンの女性誌の楽しみのひとつである水着特集で水着姿を披露してくれたのは葛岡碧、飯島さゆり、山内麻美の3人。モルディブの海を堪能していました。「夏は小物で女を上げる」で小物着回しを見せてくれたのは彩友美と葛岡碧。本人達の楽しさが伝わってきます。「LAST SCENE」のタイアップ記事では葛岡碧のファッショナブルなスタイルが堪能できますが表情の方は今ひとつなのが残念。「夏のモテ子はDior主義」では中川加苗、菅井悦子、菅原禄弥三者三様のサーフガールスタイルをスタイリッシュに見せ付けます。「美香の白カジュアル塾」になぜか美香が登場。白を最も上手く着こなすモデルのひとりである彼女だけにTシャツのラインが美しい。その他、香里奈の「2つの美人チーク」、彩友美の「夏髪になります」のカットはいずれもお薦め。「大人のモテ肌をめざす欲ばりスキンケア塾」にはコスメ系モデルの島村まみが登場。「愛されるカラダ身体測定」に井上和香若槻千夏上原美佐安田美沙子が登場。カラダのパーツのデータが紹介されています。今月号に登場の主な読者モデルは上津原由貴奈、馬淵圭子、大月香奈が各2Pの着回し、松尾藍子の2P勝ち組メイク顔の他、神戸蘭子、瀬川あずさ、為重枝里ミスマガジン2003セミファイナリスト)、瀬川あずさ、朋部璃緒、黒塚奈緒、三橋彩(2006スーパーGTカルソニックレディ)、菅野結以Popteenモデル、渋谷109ブランドLIZ LISAのイメージキャラクターモデル)などが登場しています。

※追記
主力モデルである葛岡碧花王のエッセンシャル・ダメージケアのCMに山咲トオルさん、南海キャンディーズしずちゃんと一緒にバスローブ姿で出演していますので、もう少し話題になってもよい存在だと思います。また、このCMには他にもNanami、近藤圭都関清香西山真以、森田麻恵といった現役モデルが多数登場しますのでお宝映像といってもいいでしょう。