２０歳年下の絵恋（上野樹里）と結婚する圭太（織田裕二）は、新婚旅行気分でフランスにいる彼女の両親のもとへ挨拶に向かうのでしたが、彼女の母親が昔の恋人・理衣（大竹しのぶ）だと知り･･･。設定が強引過ぎる気もしないではありませんが、オリジナル脚本でやるからには目玉となる設定を作ることが必要なのかもしれません。設定を了解した上で楽しめるドラマに仕上がってくれれば文句はありません。ヒミツを飲み込んだ上での結婚生活。そして元恋人である母親との胃がきりきりするようなものではない種類の緊張感のある義理の親子関係が見どころでしょうが、第１回は導入部ということでしたがこの時間枠久々の当たりになりそうな気配は感じられます。次回以降の展開に期待大といったところでしょうか。さて、のだめと大して変わらない性格設定に見える絵恋を見ると、自由奔放な女の子を演じさせると上野樹里は本当に上手いと思うのですが、もう少し他のタイプの女の子を演じる彼女も見てみたいものですね。
