先週刺された金太郎(永井大)は意識不明の重態の状態が続きますが死ぬわけがありません。ただ、あまりにも回復が早すぎるのは、いくらテロップで常人の13倍の回復力と流してみても嘘くさ過ぎます。挙句の果てに人としての器の小ささを既に露呈している鷹司(細川茂樹)が、組織のトップに立って金太郎の敵になるというのも笑止千万。金太郎の敵としては小者に過ぎるというか、そういう風にしか描写してこなかった演出の過ちでしょう。美味しいところは全て中村加代ばあさん(佐々木すみ江)が持っていってしまいました。視聴率はこの時間帯としてそこそこでしたが、ドラマの内容としては他局で放送された前作には及ぶべくもない仕上がりとなってしまったのは残念です。