[ドラマ]ヴォイス〜命なき者の声〜第5回

エコノミークラス症候群で亡くなったゴシップ雑誌専門のカメラマン岡原(吹越満)の最後の声を、心を閉ざして大己(瑛太)達と打ち解けようとしない彼の残された息子・実に伝えようとする。いつものように心温まるストーリーではあるのですが、大己が実に伝えようとする父親の最後の声の解釈は、あくまでも大己の立場からの解釈であるところが問題で、それは正解に近いのかもしれませんが、正解とイコールではないはずなのです。話としては好きなドラマなのですが、法医学という厳かな学問をテーマとしている以上、素直に評価できないのが悩ましいところです。