[アイドル][グラビア]sabra 3月号

表紙・巻頭の紗綾は眼力たっぷりのカットの連続。もう少し肩の力を抜いてもいいのかもしれませんが、この存在感の確かさは新人のグラビアアイドルでは表現できません。素敵な成長を続けているといっていいのではないでしょうか。
大島麻衣の制服に似合わなさっぷりと、ランジェリー姿の似合いっぷりの見事さには笑ってしまいます。彼女の言動とは全く逆のベクトルを持ったグラビアですね。
川崎希もあっという間にランジェリーグラビアですか・・・。AKB48も切り売りになってしまうと掲載誌側の意向が幅を利かせるようになってしまうんですね。
小野真弓多岐川華子のコラボは豪華ですが、加齢感が出てしまう分小野が不利な印象。多岐川の引き立て役になってしまっています。
Mayは可愛いのですがあくまでもアーティストグラビア。それにしてもアジアンテイストの入ったグラビアアイドルが目立つようになってきましたね。
今年の水着キャンペーンガール源崎トモエ東レ)、宮田聡子(三愛)、村松彩乃日本スイムスーツ協会)、竹下莉香モルディブイメージガール)。好みは源崎トモエなんですが、なんでこのグラビアだけ紙質を変えてしまったんでしょう。発色が悪すぎて彼女達の素材としての良さが伝わってきません。
滝沢乃南の「アイドルふるさと紀行」後編はグラビアからふるさとは伝わってきませんが、胸のサービスはたっぷり。
渡辺万美はビジュアルが微妙。クールさや愛らしさとは少しズレてしまったイメージ。それでもエロさは結構伝わってきます。「さんま御殿」でヤンキー時代をカミングアウトしたのは少し早すぎたような気がします。
鹿谷弥生はアイドルサイドの演出のグラビアなのに、顔に疲労感を漂わせては拙いでしょう。少々伸び悩みの気配も漂っています。
赤井沙希は若干ボディが貧相に見えてしまうのが弱点。モデル系、グラビア系のどっち付かずという中途半端なイメージが惜しい。
川原栞は逆にボディの充実ぶりが目立ちます。ポージングも決まっておりグラビア向きな素材。腰周りが若干重め残りな感じはご愛嬌でしょう。
秋山優は少々照明の当て方を失敗してホワイトバランスが微妙。ついでに表情の方も微妙に「ハト豆」なカットが多いのが気になります。
松崎菜々美はちょっと素敵な近所のお姉さんという感じのRQ系特有のビジュアルイメージが上手くはまっています。ただこの路線も競争が激しくなっているので、早く自分の売り物を見つけることが大切でしょうね。
川村あんなはアングルの問題もあるのでしょうが、妙に頭が大きく見えてバランス悪く感じます。特に最後の2カットは出来の悪いコラージュ写真のように見えてしまうのは困りものです。
石田裕子は最初の内は悪くないカットなのに、次第に加齢感たっぷりに見えるカットが増えていくのは拙いでしょう。特に後半はメイクの影響もあり熟女風というところまでいってしまっています。
付録DVDに収録されているのは川村ゆきえ、平田祐香、小泉麻耶、エミリー、渡辺万美川村あんな鹿谷弥生石田裕子のメイキング映像。川村ゆきえは素の表情にはあまりオーラを感じないのですが、撮影に入るとスイッチが切り替わったように身体の周囲からオーラが滲み出してくるかのようで、まさしくグラビアの申し子ですね。平田祐香はふるさとでの撮影。母校では恩師にも会ってテンションが上がりっぱなしな感じ。最近の彼女のグラビアではセクシーさを前面に押し出していただけに新鮮な印象を受けました。小泉麻耶は硬めのムッチリというボディのイメージが川村ゆきえと共通するだけに、彼女と比較されると多少苦しい感じ。一部お肉の余り具合が気になるカットもあったので、もう少し精進も必要ではないかと思われます。エミリーはわざわざ和のテイストと組み合わせた演出が作為的過ぎて不満。他の4人はショートバージョンの収録なのであっけない印象。
でちゃう!ガールズグラビアオーディショングランプリの高樹アリサは最初からセクシーなグラビア撮影に挑戦中。バストトップを隠すのに単なるニップレス使用にしなかったカットは好印象なのですが、ニップレスをしてのカット収録(あまり違和感のないバランスの取れたものでしたが)もあり気持ち的には複雑。ビジュアル的には強くアピールするものが感じられなかっただけにどうなんでしょう。正面撮りの際に気になった二重アゴは無くしていかないといけませんね。
AVメーカーのプレステージとタッグを組んだRioのセクシー映像が今号の目玉。プレステージらしくギャル風にアイメイクしたRioがお目めパッチリですが違和感ありあり。バスルームでお湯に浸かりながらのインタビューを挟んで前後にセクシー映像を配した構成でしたが、映像的には少々物足りなさを感じます。これでしたら中途半端にストーリーを組み込んだセクシー映像にせずに、彼女を使って完全にアイドル風のイメージ映像に仕上げた方が良かったのではないでしょうか。