それにしても只野（高橋克典）の働いている電王堂の社員が毎週小悪人として登場しますが、いくら会社の規模が大きいといってもこれだけ中間管理者層に悪人が多い会社は如何なものかと思ってしまいます。本当ならば会社の存在そのものが危うくなってしまうと思いますが、只野の仕事が会社の恥部を表沙汰にしない為だとすれば少々情けないことです。ところで最近は山吹一恵（蛯原友里）の存在感が全くと言っていいほど無くなっています。演技力に期待できないからストーリー展開に絡めず、刺身のツマのような存在でしかなくなっているのが寂しい。同様にこちらは演技力もそれなりに伴っているにもかかわらず、活躍が見られない坪内紀子（櫻井淳子）という存在もありますが･･･、深夜枠の時代のこのドラマの良さがどんどん失われているようです。それが理由というわけではないでしょうが放映回数が全８回となり次週で終了ということになったようで、ゴールデン枠に進出したことが逆にこのドラマの首を絞めてしまったようですね。
