[ドラマ]ゴーストフレンズ 第6回(木曜夜放送分)

肉体に期限があることを知ったカイト(西島隆弘)が距離を置こうとするのが気になり、明日香(福田沙紀)はゴースト達の相談に手がつかないほど悩んでしまいます。それに加えてクラスメートのナオ(渋谷飛鳥)の母・泉(横山めぐみ)のゴーストが現れて、彼女を残して駆け落ちしてしまった償いに遺産を譲りたいと相談されます。幼少期に母親に捨てられたと思い込んでいるナオはそれを頑なに拒みます。その心を氷解させたのは幼い頃の思い出のローズマリーの鉢でした。巨額の遺産ではなく思い出の鉢一つがナオにとって大切なものであったという少しだけいい話。大仰ではなくこういった少しだけいい話を演出するのがこのドラマの素敵なところなのではないでしょうか。それだけに重い話となりがちな美空(入山法子)とエピソードは一歩間違えるとドラマのバランス感を大きく損なってしまう可能性があります。今回のエンディングも少々無理が感じられましたので心配です。