昨日は越後湯沢の「越後の宿いなもと」で開催された中学時代の同期会に参加してきました。実に40年ぶりのこと、卒業以来初の参加でした。大学時代の4年間を除いて地元新潟に住んでいる私がなぜ初参加かというと、大学卒業後新潟に戻ってきてからしばらくして、以前の借家から現在の持ち家に引っ越したのですが、クラスの幹事にそのことを連絡してなかったので音信不通となり、同期会の案内をしようにもできなかったという…、自業自得ですね。
ところが、2年半ほど前に母親が腸閉塞で病院に救急車で運ばれるということがありまして、そこで当直医として母親を診てくれたのが消化器内科の先生だったのですが、その先生が1組の同期生でした。その縁で同期生のメーリングリストに名前を連ねさせていただき、40年ぶりの同期会参加となったわけです。不思議な縁に感謝ですね。
同期会当日はアルビレックス新潟とガンバ大阪の試合をテレビで観戦してから出発しようと思っていたのですが、どうせ越後湯沢に行くのならば現美新幹線に乗っていきませんかとのお誘いを受け、14時02分新潟駅発の現美新幹線で出掛けることにしました。新潟駅の新幹線ホームでの待ち合わせに集合したのは私と女性3名。提案者は燕三条から乗ってくる予定でした。女性3名は同じクラスでもありませんでしたし、40年ぶりであったにもかかわらず私を認識してくださって、スタートから思いっきり感動してしまいました。
現美新幹線は特別料金が必要なものと思っていたのですが、普通に新幹線料金のみで良かったので、W切符購入で往復7700円と割安でありがたかったです。個人的には社内の展示物よりも蜷川実花氏による車体の塗装の方がインパクトありました。車内では女性の方の一人が元ガイナックスに所属していたことを知って、オタク会話が盛り上がってしまい他の二人には失礼してしまいました。で、肝心かなめの現美新幹線乗車提案者なのですが、なんと発車時間に間に合わずに乗車出来ずという残念な結果。越後湯沢まで女性3人に囲まれて旅をするという、ここ数十年経験したこともないありがたい状況に心の悲鳴と歓喜の声を上げておりました。
会場の「越後の宿いなもと」に15時過ぎに一番乗りした私たちは控室に入り、談笑したり、幹事の女性が用意してくれた写真や卒業アルバムを見ながら、他の参加者の到着を待つことにしましたが、女性参加者が一人加わったところで女性三人が露天風呂へ。私と残った女性で話をしていましたが、その後続々と参加者が到着し、私も遅れて到着した現美新幹線乗車提案者と一緒に露天風呂に入ってきました。
最終的に揃った参加者は27名。なんと同期生の三分の一弱が集まったことになります。卒業から40年が経過しているのに実に素晴らしいことです。その上、参加者のほとんどがクラスが違っていても私のことを覚えていてくれたのです。こんなにうれしいことはありませんでした。
ワインでの乾杯からスタートした同期会ですが、間もなく参加者による自己紹介と近況報告がはじまりました。ここで驚いたのは学生時代は口下手だった方を含めて、皆が饒舌で話し上手であったこと。それぞれのエピソードに感心しきりでした。わたしは席順くじの結果、トリを務めることになり、40年ぶりの参加になってしまった理由や、ボウリングにはまっていること、そして先日確定診断を受けた病気のことを話させていただきました。
1次会の予定の2時間は自己紹介を終えるとともにあっという間に終わりの時間を迎え、控室に戻っての2次会となりましたが、泊まり組を除いた当日帰宅組は新幹線の時間があるために21時過ぎには「越後の宿いなもと」を離れて越後湯沢駅に移動。新潟方面へは男性3名、女性5名でさらに1時間ばかりの談笑タイムを楽しみました。
新潟駅で在来線に乗り換えて帰宅したのが23時過ぎ。非常に充実した1日となりました。いろいろと同期会の開催のために尽力された感じの皆さんに感謝いたします。そして全参加者の皆さん、ありがとうございました。こんな楽しい会に今まで参加せずに何をしていたんだど反省しきりです。これからは都合のつく限り参加させていただきたいと思います。
※公に公開しているBLOGですし、参加者の皆さんに確認を頂いているわけではありませんので、具体的な名前は表示しないようにさせていただきました。