27日付38面

 漫画家の弘兼憲史さんが自分の原稿や原画を売らないようにと、中野の漫画古書専門店を提訴するつもり。との記事が掲載されました。
まんだらけ」との固有名詞は出されていませんが、この日記に書いていた事件が公になりました。
この事件、法律的には「まんだらけ」が責任を回避できそうな抜け穴がたくさんありそうです。
また、一番悪いのは「まんだらけ」に原稿を持ち込んだ売り手の人間であることは間違いありません。
だからといって「まんだらけ」の行動が問題なしとはならないと思います。
この事件を取り上げている様々なサイトで、「道義的に」とか「仁義に」という言葉が使われています。
私としては、「まんだらけ」が漫画古書専門店を名乗り、その社長が日本の漫画文化の保護者面をしているからには、その仕事に対して「誇り」あるいは「矜持」というものを持ってほしいと思うのです。

この事件、インターネット上に情報が大量に氾濫するようになってきました。
情報へのリンクを上手くまとめたサイトがありますので参考にしてください。

さくら出版」原稿流出事件・関連リンク集

http://www10.ocn.ne.jp/~comic/sakura.htm