アルビレックス新潟VSアビスパ福岡

 激しい点の取り合いでしたが、終わってみれば3−2で新潟の勝ち。
広島が鳥栖に引き分けたため、勝ち点で並び、得失点差で1位に立ちました。
試合は前半37分のマルクスによる豪快なミドルシュートで新潟先制。
後半に入って福岡に両サイドを抜かれるシーンが多くなり、67分、73分と立て続けに右サイドを突破され逆転を許します。
今日はダメかという雰囲気が漂いかけた84分、尾崎のクロスから船越が相手DFをかわして同点ゴール。
そして89分、大歓声の中で尾崎のCKを繋いでマルクスが押し込み逆転。
結果を見れば盛り上がった試合ですが、問題点は多かったように思います。
後半、三田が入ってからのディフェンスはボロボロでした。
福岡の素早いカウンターに全然ついていけなくて、簡単にサイド突破を許すことを繰り返し、それが失点に繋がってしまいました。
三田はU−22代表の試合もあり疲れているようです。休息をたっぷり与える必要があるように思います。
後半終了間際の尾崎のCKやクロスは勝利に貢献しましたが、それまでの彼のCKはまるで正確さを欠いていました。
また、前後半を通して新潟の選手のクロスボールの不正確さは目に余るものでした。
水曜までにこの辺を修正して臨まないと、広島・川崎を撃破して波に乗る大宮に不覚をとることになりかねません。
気合を入れ直して首位を守ってほしいものです。