マンガ原稿流出事件

「創」9月号を購入しました。
渡辺先生の日記は毎日読ませて頂いているので、目新しい部分は編集長による記事部分の古川社長の話の部分でしょう。
古川社長の主張は以前から一貫しており、「盗難届を出して警察が受理したらおいで」というもので、それをせずにまんだらけを責めるとはけしからんというもの。
出版社がマンガ原稿を古書店に持ち込むのは昔から行われていたことで、大手出版社の原稿だって持ち込まれますよ。
ということですが、過去形と現在形を意識的にごっちゃにして使っている感じです。
社長自身が「20年程前までは出版社は保管している原稿がたまったら捨てるのが当たり前」と過去形で話しているではないですか。
さくら出版の原稿が持ち込まれたのは昨年から今年にかけてです。
話が論理性にかけています。
更に大手出版社(紙面では実名)からも原稿が持ち込まれるようなことを言っていますが、その出版社から名誉毀損で訴えられかねないのではないでしょうか。(大手出版社が作者に断りのない原稿の売却など認めるはずがありません)
最後に、原稿を持ち込んだ人の個人情報を漏らすことは出来ないと言いながら、新文化の記者には西池社長の名前を出しているのは不思議です。
7月中には決着ををつけたいとのことでしたが、既に8月、立場は悪くなるばかりですよ社長さん。
守る会のチラシ置いてもらえませんか。
そうそう、渡辺先生からチラシが届きました。
早速、新潟市内の古書店に持っていって置いてもらいました。
ほかに依頼しているのが県内外に散らばっているので、順次配ってこようと思います。