その3 新潟スタジアム ビッグスワン

 新潟市の南部、鳥屋野潟のほとりに平成13年3月竣工の新潟スタジアムは、平成21年の国体開催を念頭に入れ、更には国際大会も開催できる県立のスポーツ施設として建設されました。
竣工後、平成13年にはサッカーのコンフェデレーションズカップ、平成14年にはワールドカップサッカーの開催地として一躍有名になりました。
そして現在ではサッカーJ2リーグ所属のアルビレックス新潟のホームスタジアムのひとつ(もうひとつは新潟市陸上競技場)として、私のようなサポーターの聖地となっています。
J2の試合開催時には4万人前後の観客を集める国内有数のスタジアムとなりましたが、新潟県にも4万人が集まって声援を送ることの出来るチームと施設が出来たことは素晴らしいことです。
現在の成績を維持すれば来期はJ1へ昇格し、ますますスタジアムも盛り上がることでしょう。
ちなみに愛称のビッグスワンは、観客席を覆う屋根が鳥屋野潟に飛来する白鳥が羽を休める姿に見えることから、公募された候補名称の中より選ばれました。
私の目から見ると、どうしてもホタテの貝殻のように見えて仕様がないのですが・・・。
4万人の大歓声に包まれるビッグスワンも、早朝のサイクリング時には静けさの中にその巨大な姿を横たえています。
シーズン中2週間に1度訪れる狂騒の空間と対照的な姿もまた美しいものです。