漫画原稿流出事件

 事件とは関係ありませんが、コメントなどで話題になっていますので、原稿料の支払いシステムについて私の知っていることを書いてみます。
以前、今は高額納税者となってしまった獏さん(作家の夢枕獏先生)から直接お聞きしたのですが、獏さんの最初の単行本(双葉社から発行)の初版印刷部数は8000部で、印税は6ヵ月後の受取りという契約だったそうなので、小説家に対する印税の支払いも漫画家と同様なのかもしれませんね。
当時1枚1500〜2000円だったという雑誌掲載の原稿料までが、同様に6ヵ月後の支払いであったかは聞き逃してしまいました。