テロリストの思惑通り

マスコミも人質の家族も見事なまでにテロリストの思惑に嵌ってしまっています。
政府の対応(自衛隊の派遣から今回の事件に対する対応も含めて)の是非は別にして、今回の事件で最も悪いのは犯人であるテロリストという部分はどこかへ行ってしまい、一番の悪者が政府ということになってしまっています。
政府に対するものと同等以上にテロリストへの怒りを表すのが当然だと思うのですが、テロリストよりも政府を責める家族の発言と、それを垂れ流すマスコミは、テロリストに対して日本人人質の有用性をアピールしているようなものでしょう。
政府が妥協するならば、日本人はテロリストの美味しい餌に過ぎなくなることは間違いないようです。