「オレンジデイズ」

障害の悪化という、この手のドラマとしての常道を歩みそうな展開になってきました。
それでは、このドラマの存在意義がなくなってしまいます。
聴力障害をもつ沙絵(柴咲)が、健常者たちに混じって障害を感じさせることなく自然に現代の若者を演じ、櫂(妻夫木)と仲間達が、沙絵に障害を意識させることのないように意識しつつも、出来るだけ自然に接する中での恋愛や対立などを描いてくれればと思っていたのですが、このままではありきたりのドラマになってしまいそうで不安です。
ドラマの方向性が間違ってなければ、今週のような演出上のご都合主義(コンテストの終わったホールで、無断でピアノを演奏してしまう)も許せるのですが。