大分トリニータ 0−1 アルビレックス新潟

J2での好敵手であり、J1昇格の先輩である大分とのJ1初戦は、アウェイの地での試合になりました。
開始早々の鈴木慎のFK、15分のエジミウソンのヘッドがポストを叩き、大分のマグノ・アウベスが決定的なシュートを外すという展開に、悔しがったり、冷や汗をかいたりしていましたが、32分に桑原がヘッドで落としたボールを、上野が苦しい体勢ながらファビーニョへパス。GKと1対1となったファビーニョが左足でゴール右隅へ決めました。
後半67分には再びファビーニョが飛び出して、山口のスルーパスを受けたところを大分GKに倒されたため、大分のGKにレッドカードが出されました。
その後1人優勢となったアルビが貴重な1点を守り抜き、リーグ戦3勝目をあげることになったのですが、今日の試合では攻めのファビーニョ、守りの安英学の出来が素晴らしいものでした。
ファビーニョの突破は得点の匂いを感じさせてくれる楽しさがあり、安のディフェンスは高松に完全に仕事をさせない安定感がありました。
結果、今までのリーグ戦で最も被シュートの怖さを感じないですむ試合でした。
次週水曜はビッグスワンでの清水戦です。
今度こそホーム初勝利の喜びを味あわせてもらいたいものです。