情熱大陸(昨夜放送分)

CanCam専属モデルの押切もえを2ヵ月半を掛けて追ったドキュメント。
スッピンを恥ずかしがらずにカメラに晒す彼女の姿がいきなり登場。意外という以上にスッピンがキレイなことに感動する。
25歳の女性に向けて「かわいいよ」という言葉がスタッフから連発される現場は、一般人からすれば異様な感じがするが、モデルの彼女達にとってはモチベーションを高める大切な言葉なのだそうだ。1ヶ月のうち25日が撮影というハードスケジュール。CanCamに掲載されるカット数を考えると不思議ではないものの、想像以上に大変な仕事であることは理解できる。
自宅への取材、家族とのふれあいの場への取材、20歳の時に事故で失ってしまった恋人の墓参り(毎月欠かさないそうだ)の取材もすべて受け入れている。高校生時代の読者モデル、渋谷ギャルだったことについても避けることはしない(読者モデル仲間として紹介されていた飯島さゆりですが、彼女もれっきとした「Ray」のモデル)。更には今年初めの大怪我(頚椎損傷)で入院中の姿までも、写真ではあったが公開してしまう。売れてくると隠したがることを全く隠そうとはしない姿勢には感心させられる。
それだけに復帰後の最初の撮影での涙は美しかった。
この番組はなにげに女性誌モデルを特集する機会が多いように感じられる。隔月でとは言わないが、季節ごとに特集を組んでくれると嬉しいのですがね。
※番組に合わせていつもと文体が変わっています。ご理解ください。