僕の歩く道 第2話

これから繰り返し繰り返し描かれていくことになるのでしょうが、いけないことだとわかっていても輝明(草磲剛)にきつく当たってしまう。自閉症という病気についてある程度の知識があり理解を示していたとしても、先週の都古(香里奈)のように状況によっては苛立ちをぶつけてしまうこともあるでしょう。私自身に置き換えてみても輝明のような行動に常に冷静に対応する自信はありません。そういったシーンを繰り返し見せられるのは辛いものがありますので、未来に救いが見えるような演出も期待したいですね。今回、輝明が垣間見せてくれた抜群の記憶力がその救いかもしれません。妹のりな(本仮屋ユイカ)の寂しさや兄の秀治の家庭の問題についてもきっちり描くことができればドラマとしての奥行きは深まりそうです。