ヒミツの花園 第2回

花園先生(片岡兄弟)の部屋の掃除をさせられる際の夏世(釈由美子)のスタイルのよさは感動的で思わず見入ってしまいました。花園先生の漫画家としてのリアリティが無さ過ぎるのが残念。分業体制を敷いているとはいっても現実のCLAMPはまるで違って漫画を描いているようには見えないのですが、夏世が原稿を台無しにしてしまった後に夏世に対して激昂した作画担当の次男修(池田鉄洋)の吐く言葉は正論。その辺のバランスの不安定さがドラマを面白くしていくかもしれません。だからこそ自分の部屋にお篭りしてしまった修をおびき出すため、兄弟が彼のコレクションを人質にとる手段に出たのは想像出来たこととはいえ面白かった。常人離れした漫画家のテンションと独特のノリに戸惑いながら溶け込んでいく夏世の姿を面白おかしく描くことができればいいのですが。