週間バラエティクイーン2006年度年間データ分析編その1

トップとなったのは年間182番組に出演した大沢あかね。一昨年度まで2年連続でトップだった若槻千夏に代わってのトップですが、若槻が記録した204番組出演には届かず。若槻がレギュラー番組を多く抱えるようになり、同じタイプの彼女にゲスト出演のチャンスが多く回ってくるようになりました。可愛いだけのアイドルではなく、ヨゴレをも厭わない言動を繰り返すところも若槻と重なります。更に昨年暮れ、若槻が体調を崩して休養したことも大きかったのではないでしょうか。
第2位には165回の出演で熊田曜子が前年度の5位から躍進。1年間で出演のなかった週が1週のみという安定感が素晴らしい。顔は少々丸みが強調されるようになってきましたが、抜群のスタイルバランスは維持してグラビア活動も依然として安定。グラビアアイドルの鏡と言ってもいいでしょう。
第3位には148番組に出演のほしのあき。彼女も昨年の5位から躍進しました。最年長アイドルという肩書きを最大限に生かして出演番組を増やしましたが、その上をいっていたのが前年同順位だった熊田曜子だったのですから熊田が凄いということでしょうね。
第4位の安めぐみは134番組に出演して前年に引き続いての4位確保。彼女も欠席の週は1週のみのバラエティ優等生です。彼女の存在感は他のアイドルとは別の雰囲気を持っていて、ほかに代わる者がいない個性になっているのが強みなんでしょう。
第5位の夏川純は132番組に出演しましたが、年度末の年齢詐称問題が今年度どのように影響してくるのか心配されます。個人的には全然気にするような問題ではないんですがね。CMスポンサーが彼女のイメージをどう評価するかで出演番組数は大きく変化するのではないでしょうか。
第6位には129番組に出演した眞鍋かをり。昨年の2位から少し順位を落としましたが、レギュラー番組も増えているので出演頻度が下がったような印象はありません。とにかく出演できるジャンルが広いのが特徴で、民放・NHKの両方で活躍を見せてくれています。
第7位は120番組に出演したMEGUMIですが、彼女で少し心配なのが今年に入ってから出演番組数が減り、3月は1番組も出演していないという状況です。レギュラー番組は複数もっているのですが、ゲスト出演が1ヶ月もないというようなことは過去になかったのでちょっと気になる状況ですね。
第8位は112番組出演の山口もえ。結婚して若干出演数を抑えたため前年の同率2位からランクダウンしましたが、まだまだこの位置にいるのは大したものです。今年は出産を控えているので出演数が大幅に落ち込むのは確実ですが仕方のないことでしょうね。
第9位には105番組出演で磯山さやか中川翔子が並びました。中川は前年が29番組出演ですから大躍進。オタク系であのテンションの高さは実にバラエティ向きです。磯山はそこまで印象が強烈ではありませんが、彼女も前年の22位から着実にステップアップしてきました。注目していた一人だけに嬉しいですね。女の子にしては野球に詳しいというキャラも活かし方次第でバラエティ出演の武器になっています。
ここまでの10人が年間出演100番組超え組です。週平均ゲスト出演する番組が2つはあるということですね。バラエティクイーンのエリート集団といったところでしょうか。次回は11位〜20位について分析してみようと思います。