ホタルノヒカリ 最終回

手嶋(加藤和樹)と一緒に暮らし始めた蛍(綾瀬はるか)でしたが、相変わらず高木部長(藤木直人)との会話の方が活き活きとしていて、手嶋とのギクシャクした会話とは雲泥の差であることからも結果は見えています。お互いの携帯の電話帳登録が「アホ宮」と「ぶちょお」って・・・、気の許せる関係が一番です。手嶋のいない空間が一番落ち着くという思いを抱いた時点でアウトでしょう。手嶋との生活は短い期間で終わりになりました。別れのダメージが仕事に影響するというような安易な演出がなかったのは良かった。手嶋の部屋を出た蛍は一人暮らしを始めますが、夏が来て縁側が恋しくなった彼女は再び部長の家へ戻ってきます。恋しくなったのは縁側だけでなく部長もでした・・・。自分の人生だから自分で決めてきましたという彼女。そんな彼女を一番理解している部長と縁側に並ぶ姿がやはり一番似合います。そこが彼女の居場所なのですから・・・。「お帰り」という部長の言葉に彼の気持ちも表れ素敵なエンディングでした。