日本代表 4−3 スイス

深夜3時からの試合、5時過ぎの試合終了まで見ていたアルビサポーターへのご褒美ともいえる矢野貴章の代表初ゴールが、ロスタイムの決勝ゴールになる奇跡を見せてもらいました。前半はスイスの素晴らしいプレーに見惚れるようにテレビの画面に魅入ってしまいましたが、早々と2点を失った上ほとんど勝負できていない日本代表を見限って、ハーフタイムでテレビを消して寝てしまった負け犬さんが結構多かったようですが、矢野が先発でなかったのにもかかわらず、スイスのプレーに感心しながら見続けたのが功を奏しました。後半の79分1点リードの場面で1ゴール1PK獲得と大活躍だった巻に替わって登場した矢野貴章。いきなりCKでマークしていたジュルーに振り切られて同点ゴールを決められてしまい、そのままでは戦犯とされてしまうところでしたが、いずれも途中出場の山岸のクロスを中村憲剛ミドルシュート、GKが弾いたところをDFと争いながら足を伸ばしてハーフボレーで押し込み、代表初ゴールがロスタイムの決勝ゴールという派手なものとなりました。いつもの矢野ゾーンではなくゴール正面でしたが、DFともつれ合いながら足を伸ばすという難しいプレイだったのでゴールに押し込めたのかもしれませんね。それにしても矢野にとっては貴重な経験になったと思いますが、アルビの試合でゴールを量産してこそ代表としての経験をフィードバックできたことになるので頑張ってほしいものです。