ガリレオ 第3話(昨夜放送分)

湯川(福山雅治)は「いつも僕が助けているんだから、今度は君が助けてくれ」と弥生(広末涼子)の夫探しを薫(柴咲コウ)に押し付ける。弥生が夫が監禁されていると主張する家に侵入(まるで空き巣やないか)した薫と弥生はポルターガイスト現象に襲われる。今回の謎は物体の持つ固有振動数と同等の振動数を加えた場合に起こる激しい振動(共振現象)で説明されていました。実に物理の勉強になります。弥生の夫を殺して、死体を床下に穴を掘って埋めたことにより、環境が変わって床下にあった古くからのマンホールと建物の和室の固有振動が一致したために起こった現象だったわけです。結末がブルーなものだったのは残念でしたが、物理現象をビジュアルで見せることができるドラマの強みを感じさせられました。
ゲスト出演の広末はCMで奇跡のようなアイドル的ビジュアルを見せていますが、このドラマでは主婦としての生活臭を漂わせるビジュアルにメイクを仕上げていました。ただ、台詞を口にすると中途半端な幼さを見せてしまうのは彼女らしいといえるものの残念。
それから湯川のゼミの学生役の高山都を見るのも毎回の楽しみになりました。