エジソンの母 第5回(金曜夜放送分)

子供たちの描いた絵を見て「良い絵」と「悪い絵」に区別する時点で美術評論家の松平(片桐はいり)の程度が知れてしまいます。そして教務主任・加賀美祐子(松下由樹)の夫で、まるでガリレオもどきの加賀見博(大杉漣)が登場。あまり次から次へとエキセントリックな人物が登場してくると、ひとりひとりの魅力が見えにくくなります。また、規子(伊東美咲)のクラスの常態的な賢人(清水優哉)を中心とした授業の混乱も、繰り返されるにつれて作り物の印象が強調されるようになってきています。少々キャラクター造形に力を入れすぎてバランスを崩してしまっているようで残念です。