エジソンの母 第6回

回が進むごとに賢人(清水優哉)の持つ疑問や行動が退行現象を起こしているように見えるのは私だけでしょうか。どうしても大人の目で彼が疑問を感じそうなことを探し出して題材にしているため、彼の悩みや行動だけでなく彼に感化されて行動する仲間たちの行動も、不自然でエキセントリックなものになってしまうのです。そして、規子(伊東美咲)の意欲や悩みも同じように退行現象を起こしているようです。彼女の場合は同情すべき余地もないではありませんが、やはり作為的な展開が鼻についてしまいます。子供たちの親も含めてキャラが立っているのではなく、ステレオタイプなキャラがそこら中に配置されている感じがしてしまうのは残念です。